先週から本日まで長い出張に行っておりました。

その時に出会った、教会・幼稚園・社会福祉施設のお話をちょこっとさせていただきたいと思います。

さて、私たちの聖光幼稚園は、日本聖公会というキリスト教の教派に属しています。

全国におよそ３００の教会と１３０の幼稚園と保育園があると言われています。

その聖公会のお仕事で、東アジアの教会メンバーが韓国の天安（チョナン）という場所に１００人ほど集まり、さまざまな交流や意見交換をする場に行ってきました。

さまざまなフィールドワークもあって、たくさんの経験をさせていただきました。

美味しいものもいっぱい食べて、また太ってしまったかもしれません。

そんなフィールドワークの中で韓国の聖ルカ教会と付属幼稚園を訪れることができました。

聖光幼稚園と同じ年代の子供たちが自然豊かなところで元気に遊んでいました。

礼拝堂は、聖光教会よりも大きく、光の入る綺麗な礼拝堂です。

園内は、綺麗でたくさんの生き物が飼育されていました。

一つひとつの部屋は、聖光幼稚園の方が大きいかなという感じです。

そして、もう一つユニークなのがこの赤い屋根の建物です。

教会と幼稚園があるというところは普通なのですが、この赤い建物はさまざまな問題、特に家庭内暴力などで困難を抱える女性をケアーする社会福祉施設なのです。その施設が同じ敷地内に共存していました。

黄土と木で自然に優しい家の中で身と心を休める働きがなされているとのことでした。

幼稚園もキリスト教の働きですし、社会福祉的な癒しの働きもキリスト教の重要な働きの一つです。

イエスさまは、ユダヤの社会の中で虐げられていた女性を癒し、勇気づけられました。

その聖書の中の働き、また子供たちへのイエスさまの働きが同時になされている場所を見せていただきました。

私たちも自分たちのためだけではなく、困難を抱えている隣人のために毎日お祈りすることができればと思うひと時でした。