シェイクアウト訓練
今日、3月11日は東日本大震災から11年目の日になります。
スマートフォンから鳴る地震アラートを用いて、幼稚園でも避難訓練を実施しました。
ひよこぐみ、うさぎぐみでは、子どもたちが怖がらないように、前日より、絵本を読んだり、お話をしたりしました。
そらぐみと、ぶどうぐみでは、事前に避難訓練をすることを伝えず、いつも通りの保育をしながら、実施しました。
音がなり、「地震だよ!みんな隠れて!」と担任が言うと、遊んでいた子どもたちはすぐに反応し、その手を止め、机の下に潜りました。
外で遊んでいた子どもたちは、頭を守りながら先生のそばに集まり、柱など倒れてくるものがない安全なところへ避難しました。
揺れがおさまったと仮定し、部屋から避難する際には、とても静かに素早く集まり、「お・か・し・も」の約束をしっかり守りながら、避難することができました。
(本当は園庭の真ん中まで移動しますが、今日は芝生へ避難しました。)
うさぎぐみは事前に練習だと伝えて、先生の声に耳を傾け、机の下に潜ったり小さくなり自分の頭を守るポーズをとりました。
自分を守るために、どうしたらいいのかな?と絵本を通して一緒に考えることができました。
その後お部屋で、振り返りをしながら、2011年の3月11日の話をすると、「知ってる!」「テレビで見た!」と、子どもたちもよく知っていました。
今でも悲しい気持ちの人たちがいるということを覚えて、私たちも日頃から気をつけて過ごそうと話し合いました。そらぐみのお当番は「地震がきませんように」「みんなが元気に過ごせますように」とお祈りをしていました。
職員間でも、有事の際の避難方法を今一度検討・共有し、いざというときに子どもたちを守れるよう、努めていきたいと思います。