🌥自然観察会
太陽光発電でお世話になっている「きょうとグリーンファンド」を通して、自然にとても詳しい板倉先生と岡先生が来てくださいました。(なんと自然に親しんでもらうための活動を始めて30余年とのこと!)
子どもたちに前日に出かけることを伝えると、今日は張り切って登園し、ワクワクを胸に出発しました。
こどもの楽園までの行き慣れた道も、よくよく観察してみるとたくさんの発見が!
鹿やタヌキなどが餌を食べに降りてくる獣道があったり、いい匂いのする葉っぱがあったり。
そうして宝ヶ池公園まで、たっぷり1時間半をかけて歩きながら観察しました。
途中の川には色々な鳥がいて、カワセミが魚を捕まえたり、鵜は羽根に油をコーティングできないため濡れた羽根を天日干ししたりしてる様子を観察できました。
先生曰く、このような場面を見られるのは珍しいらしく、驚いておられました。
みんなの日頃の行いが良いからですね!
ほかにもセキレイやバンやカモやハトなどなど・・・たくさんの野鳥と出会いました。
公園の中の木の下には、いろいろな種類のどんぐりが落ちています。
そのなかにはえぐみが少なく炒ると美味しく食べられるものもあり、ほとんど動物が食べてしまっていたので、見つけられた人はラッキーでした。
各自家から持って来た袋に、木の実や葉っぱ、コケ、きのこ、枝などお土産をたくさん詰め込んでいました。
キラキラ輝くタマムシも見つけました。昔はこれで宝石箱を作っていたそうです。
木もよく観察すると面白いことがいっぱいです。
ミツバチの巣(養蜂用)の側の木には甘い蜜がたくさんつくので、そこを鹿が剥ぎ取って食べてしまうためはげはげになっていたり、雨の日でも安心して移動できるようにと木の幹にアリが作ったトンネル式の道(蟻道)があったり、葉っぱが枯れて茶色になっても落葉せず、力一杯引っ張らないと葉っぱが取れなかったりします。
今日はあたたかい1日でしたが、日陰は肌寒く、霜ばしらも発見できました。
足で踏みつけると綺麗な結晶になって、パリパリしてみんな楽しそうです。
帰りには鹿さんも大勢来てお見送りしてくれました。
午前中いっぱいを使って、とても自然と仲良く慣れました。
ここには書ききれない発見がたくさんありましたので、保護者の方はぜひお話を聞いてみてください。
(持ち帰ったきのこは毒キノコではないそうですが、食用ではありません)
次回は、法の山で自然観察会をする予定です。