職員研修とお掃除
本日は家庭保育にご協力いただきありがとうございました。
今日明日、幼稚園では、2023年度に向けて、お部屋の掃除やセッティングを行なっています。
今度の子どもたちにはどんな玩具が合っているかな?
机や椅子などの配置はどのようにしたらいいかな?
と職員みんなで話し合いながら、新しい年を気持ちよく迎えられるように励んでいます。
今日の午後は、桃山幼稚園チャプレンでもある、日本聖公会京都教区の司祭大岡左代子先生を
お迎えし、ハラスメントについての研修会を行いました。
ハラスメントの基礎理解のお話から、キリスト教保育の観点からどう考えるか、というお話まで、
わかりやすく講習していただきました。
グループワークでは、職員の知っている「〇〇ハラスメント」がいくつあるか考えると、
セクハラ・パワハラ、などよく耳にするものから、パタハラ、スメハラなどあまり
聞き馴染みのないものまでたくさん出てきました。
また、私たちの保育現場において、どんなハラスメントが起こりえるかも考え、
改めて、ひとりひとりが気をつけていかなければならないことを認識しました。
最後のグループワークでは、「人の話を聞く大切さ」を、実践で学びました。
2人1組になり、まずは相手に向かって話している間、一方は全く目を合わせずに話を聞き、
次にもう一度同じ話を、今度は目を合わせ相槌を打ちながら聞く、というワークをしました。
やはり、目を見て話を聞いてもらえない時には、全員が「嫌だな」「悲しいな」と感じ、
相槌を打って聞いてもらえると、話も進み、心も和むことがわかりました。
(目を見て話を聞いている写真は、相手の話に夢中になりすぎて撮りそびれてしまいました…)
この研修を通し、私たちは、保育者も、子どもも、保護者もすべての人が、
神さまが造られた一人ひとり、かけがえのない大切な存在であることを再認識しました。
今日の研修を活かし、より良い保育を教職員一同で作り上げていきたいと思います。
2022年度も保護者の皆さまのご協力を賜り、ありがとうございました。
子どもたちとの毎日を、見守りくださいまして感謝いたします。
4月からもよろしくお願いいたします。