平安女学院で

本日、早朝から平安女学院高校2年生のみなさんにお話をさせていただきました。

130人もの前で少し緊張しましたが、明治時代に「女子教育」に根ざした一人の人物(平安女学院の教師)を通してお話させていただきました。

120年もの前のお話ですから、今の考え方とはもちろん異なります。

けれども、当時女性には読み書きは必要ないと言われた時代に、読み書き以外にも女性には学問が必要であり、

また社会の益となり、社会に幸福をもたらす役割が果たされなければならないという理念が、すでに19世紀の平安女学院では考えられていたということをお話ししました。

毎年、平安女学院からは、高校、短大、大学から実習生さんが来られます。

同系列の教育機関として、共に歩むことができればと願う一日となりました。

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(平安女学院のチャペル聖アグネス教会)

120年前に女性の人権を回復することを合言葉に「本色(モチマエ)を取り戻す」教育を目指したキリスト教教育の先端性から幼児教育へのヒントも得られるような気がしています。