✏️職員研修

本日は、家庭保育にご協力くださり、ありがとうございました。

夏の職員研修として、午前と午後に分けて、それぞれ学びの時間を設けさせていただきました。

午前中には、聖光幼稚園の宗派である、日本聖公会より、吉田雅人主教に講師を努めていただき、キリスト教についての学びを深めました。

神さまがお造りになられたこの世界の成り立ちと、それらを統べるために作られた人間「アダムとエバ」のお話を聞き、この世界における私たち人間の役割について、再確認しました。

また、私たちはよく子どもたちに「聖話」を行いますが、その中でも有名な「5つのパンと2匹の魚」という、イエスさまのお話を聞きに来ていた5000人の人々に、子どもが持っていた五つのパンと二匹の魚を分け与えると、満腹になった、というお話を、どのように理解すべきか、というお話を聞きました。

お話だけを聞くと、とても信じがたい御業に聞こえますが、自分の持っているもの(神さまから与えられたもの)をみんなと分かち合う、そうするとみんなの心が豊かになる、というお話でした。

聖書では、「自分さえ良ければいい」という自分勝手な在り方を「罪」と捉えるそうです。今日のお話を通し、子どもたちが豊かに生きていくために、私たち保育者自身が豊かな心を持ち、保育を行なっていくべきであると感じました。

午後は、キンダーカウンセラーでお世話になっている若林彩先生より、「遊びの力、遊びに必要な力」という題でお話しいただきました。

普段の保育で行っている「じゃんけん」や「フルーツバスケット」などの遊びを紐解き、どのような力が育ち、必要になってくるのか、どんな説明の仕方をしたらわかりやすいのか、などを教わりました。

聞きながら度々保育の場面が頭をよぎり、「あぁ〜」「なるほど」と声が上がり、すぐにでも保育に生かせる内容ばかりでした。

今回の研修を通し、2学期以降の保育をさらに良いものにできるよう、職員同士で話し合って作っていきたいと思います。

また、明日は園内の大掃除、おもちゃの入れ替えなど、保育環境の整備をする予定です。

日頃手の行き届かないところもしっかりと掃除し、気持ちの良い環境で、また来週以降子どもたちをお迎えしたいと思います!

各ご家庭、お忙しいなかご協力くださりありがとうございました。