心と体を育てる「給食」と「食育」
乳幼児期の子どもたちは身長も体重もどんどん増加し、
私たちの目に見えるほどに急成長を遂げます。
このような時期に摂取する食材は、
極めて安全・安心なものであることが重要です。
新鮮な食材を料理人自らが見て、確かめ調達しています。
また、味わいだけでなくおいしそうな調理の音を聞き、料理を香り、
五感で旬を感じて欲しいとの願いが込められています。
これらのことを幼稚園とご家庭と共に意識することで、
精神の安定や、脳の発達にも影響すると考えられます。
そのような意味で聖光幼稚園では、心と体を育てるという目標の
延長線上にある「食育」を大切にしています。
※2021年度春より新しい厨房によるおいしい自園給食が始まりました。
ま・ご・わ・や・さ・し・い
給食では、食材をまんべんなく取り入れるための合言葉「ま・ご・わ・や・さ・し・い」献立に力を入れ、世界無形文化遺産にも登録された和食の文化を伝えていきます。
全国の郷土料理や、世界の料理にちなんだ献立もあり、「福岡県ってどこにあるの?」「フランス語で、こんにちはってなんて言うんだろう?」と、食を通してどんどん興味が広がっていきます。
自園のオーブンで焼き上げる、焼き立てパンも大人気です。
共に作り、共に食卓を囲むこと。
年齢に合わせた調理法を給食室の栄養士と相談し、食育(クッキング)を行っています。自分たちが調理した食材が給食で提供されると、苦手な野菜も“おいしく”なります。
イエスさまは、多くの人々と共に食卓を囲み、共に食することの大切さを教えられました。クッキングを通してイエスさまの思いを感じられる瞬間があるようにと願っています。
※メニューによって食材費の実費徴収を行うことがあります
畑で野菜を育てるところから。
園内、園外の畑で地の恵みに触れ合うことを大切にします。
神さまが創造された大地の恵みをいただき、子どもたちと丁寧に育てた作物をいただきます。
命をいただき、命が作られるという自然界の循環について学びます。